-
2026.08.17 大橋運輸について
コラム
記事を読む人生100年時代 ― 地域とともに創る健康寿命の延伸
人生100年時代に求められるもの 「人生100年時代」という言葉が定着し、日本は世界有数の長寿社会となりました。しかし、長生きすることと、健康で充実した人生を送ることは同じではありません。高齢化が進む中で、医療や介護への不安、地域コミュニティの希薄化、孤立の問題など新たな社会課題も生まれています。 日本の平均寿命と健康寿命 性別 平均寿命(2025年:簡易生命表) 健康寿命(2022年:厚生省公表の最新) 男性 81.35年 72.68年 女性 87.33年 74.88年 平均寿命と健康寿命の差 男性 81.35-72.68=約8.67年(四捨五入で約9年) 女性 87.33-74.88=約12.45年(四捨五入で約12~13年) まとめ(最新の公表値ベース) 男性:不健康期間 約9年 女性:不健康期間 約12~13年 日本は世界でも長寿国ですが、健康寿命との差(不健康期間)が依然として大きいことが課題としています。 健康寿命の正式な定義 「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」 ・介護が必要になっていない ・病気や障害で日常生活が大きく制限されていない ・自分で移動・食事・入浴などができる こうした状態が続く期間をさします。 健康寿命が重要な理由 ・平均寿命との差(不健康期間)が政策課題になる ・医療費、介護費の増加を抑えるための指標 ・地域包括ケアシステムの成果指標 ・企業の健康経営の評価にも使われる ・高齢者の「生活の質(QOL)」を測る指標 瀬戸市は健康寿命の延伸は地域福祉計画・高齢者保健福祉計画の中心テーマになっています。高齢化が進行しており、2025年時点で65歳以上の高齢者が30.1%を占め、全国平均を上回っています。これからの時代に重要なのは、「治療より予防」が健康づくりの基本と考えます。人生100年時代を豊かに生きるためには、健康の維持はもちろん、人とのつながりや生きがいを持ち続けることが欠かせません。その実現には、個人だけでなく地域全体で支え合う仕組みが必要となっています。 健康寿命を支える取り組み 大橋運輸は、この課題に対し、官民連携による「せと84ひろば」を今年7月に開設し、地域住民の健康づくりと交流の場を提供しています。せと84ひろばは、地域の方が気軽に集まり、学び、交流し相談できる場所です。現在は公立陶生病院をはじめとする医療機関、企業、地域ボランティア、市民の皆さまと連携し、セミナーやイベントを開催しています。 また、大橋運輸は地域課題の解決と持続可能な未来づくりを目指す「ローカルゼブラ企業」として、利益だけを追求するのではなく、社会的価値の創出と地域活性化を両立させる取り組みを通じて、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献しています。 2016年「地域健康プロジェクト」を立ち上げ、医療・介護・予防・生活支援を地域全体で支える「地域包括ケアシステム」の実現を目指す取り組みです。2023年には瀬戸市および瀬戸市社会福祉協議会と三者協定を締結しました。 具体的な活動として、バランスボール、ヨガ、太極拳などの運動教室、管理栄養士による健康セミナーの開催、地域コミュニティの活性化支援などを行っています。運動教室では健康維持と交流の機会を提供し、セミナーでは健康管理や人生設計について学ぶ場を設けています。また、シニア世代の生きがい・やりがいに繋がっています。 地域の未来を支える企業へ 人生100年時代において本当に大切なのは、単に長く生きることではなく、住み慣れた地域で健康に、自分らしく暮らし続けることではないでしょうか。その実現には、行政や医療・福祉関係者だけでなく、企業や地域住民が力を合わせ、支え合う仕組みづくりが欠かせません。 大橋運輸は、地域の皆さまがいきいきと暮らせる環境づくりを目指し、健康づくりや交流の機会の創出、地域コミュニティの活性化に取り組んでいます。人生100年時代だからこそ、「治療より予防」の視点を大切にしながら、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指していきます。 -
2025.01.17 大橋運輸について
コラム
記事を読む2025年問題に向けて私たちができること
2025年は、「団塊世代(1947年から1949年にかけて生まれた世代)」が75歳以上のとなるに伴い、およそ日本の5人に1人が後期高齢者となります。 この事から、仕事と介護の両立が困難になる事による離職率の増加や、年金の支給遅れ・支給の減額が問題視されています。 大橋運輸はこの社会問題に目を向け、地域包括ケアシステムの深化、 推進につなげることを目的として、 2023年8月25日に三者協定(瀬戸市、社会福祉法人瀬戸市社会福祉協議会、大橋運輸株式会社)を結びました。 愛知県の高齢化率は*25,6%(2022年)と全国では低い中で 瀬戸市の高齢化率は*30,1%(2023年)と愛知県の中では高いです。 *内閣府 第1節 高齢化の状況(4) *瀬戸市 高齢者の現状と将来推計 年齢を重ねていく中で、元気に動けて健康な生活を送ることができるというのは、生活をより豊かにします。 大橋運輸は『治療より予防』という考えが、高齢化が進む日本においても非常に重要であると考えています。 そこで、地域の健康寿命を延ばす取り組みとして下記のことを実施しております。 ・栄養や健康の相談場所を設置 地域のよりどころとして 高齢の方や一人暮らしの方が気軽に交流ができるおはなしの場としてもご利用頂いてます。 ・運動教室を開催 バランスボール・ヨガ・太極拳 先生をお呼びして地域の方の健康を楽しくサポート! 腰痛予防や認知症予防、リラックス&リフレッシュに効果的です。 詳しくはこちらから→ https://www.0084.co.jp/activity/p1439/ 今年も引き続き、人生100年時代に向けた健康寿命の延伸に寄与する地域の健康活動を連携、協力して実施していきます。 健康寿命を延ばすことに加えて、 地震などの震災や生活している中での転倒・ケガには特に予防が必要になってきます。 〇ケガ予防・震災対策 高齢化に伴い、ご自身では粗大ごみを集積場に出せない方や 車椅子移動・認知症など身体的なリスクをお持ちの方が増えています。 地震が起きた時に動線が確保できていないと、逃げ遅れてしまったり、転倒骨折して 寝たきりの生活になってしまうこともあります。 ご自宅の不要な物や粗大ごみを減らすことで、震災時の動線確保とケガ予防をしていきませんか? 大橋運輸は引き続き、 地域の皆様がより豊かな生活ができるよう 健康で安全な暮らしをサポートしていきます。 -
2021.11.09 生前整理について/住環境の安全診断について/デジタル生前整理について/大橋運輸について
お知らせコラム
記事を読む今月末は「人生会議」の日。エンディングノートの書き方セミナーおよび無料配布を19~20日に実施します!
11月30日に定められている「人生会議の日」に合わせて、当社ではエンディングノート普及協会理事長の赤川直美様を広島からお招きし、講演会を開催します。弊社オリジナルのエンディングノート「想いをカタチに」の無料配布をする他、弊社管理栄養士による講演や地元警察から特殊詐欺抑止に関連したお話もしていただきます。 瀬戸市は11月19日(金)14:00~16:00、尾張旭市では11月20日(土)14:00~16:00に実施。場所は、チラシに記しております。新型コロナの感染状況により、人数制限を行う場合もありますので、あらかじめご了承ください。(お問合せは、大橋運輸株式会社 0561-82-0084 まで) 普及協会とともに独自の「エンディングノート」を制作 弊社では、地域住民の方がご家族で「人生会議」を行えるようにという想いで、エンディングノートの無料配布や講演会の企画を行ってきました。 「人生会議」とは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称です。ACPとは、希望する医療やケアについて自ら考え、信頼する人たちと話し合うことを意味します。厚生労働省は「人生の最終段階における医療の決定プロセス」として以前から推奨しており、認知を広めるために愛称を公募。その結果「人生会議」が生まれました。同時に「いい看取り・看取られ」の語呂合わせになる11月30日が「人生会議の日」と定められています。 人は誰もがいつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。命の危険が迫った状態になると約7割の方が、その後の医療やケアなどについて自分で決めたり、人に伝えられなくなるという調査結果も。元気なうちに人生会議を行い、家族や友人などの信頼できる人に自分の希望を伝えることで、自分が望むケアを受けられる可能性が高まります。 自身の終末について記すエンディングノートは、「人生会議」を行う上で大切な存在です。弊社が制作したオリジナルのエンディングノート「想いをカタチに」は、広島のエンディングノート普及協会理事長の赤川直美様に監修を依頼。地元のイラストレーターさんに描いていただいた柔らかいイラストもたくさん盛り込んでいただいています。制作したエンディングノートは、地域包括センターや福祉施設で配布。その後、口コミで広まり、弊社まで取りに来る方も多く増刷を繰り返し、これまでに配布した数は3,000冊を越えました。 厚生労働省の調査では、エンディングノートについて知っている人は7割近く、しかし実際に制作に取り組む人は1割にも満たないという結果が出ています。弊社のある瀬戸市では、エンディングノートに取り組む意義についての資料を配布しているものの、ノート自体は置いていませんでした。そこで2020年、弊社はエンディングノート普及協会と一緒にオリジナルノートを制作、無料で配布を始めました。ノートの配布を始めるとたくさんの高齢者の方がエンディングノートを取りに来てくださり、多くの方の終末に対する意識の高さを感じました。この状況をみて、今年は「人生会議」をテーマにした講演会を企画したのです。 今回のイベントを通して、エンディングノートを実際に書いてもらうことにつながり、ノートを渡す相手を考え、そのお相手となる大切な方と、万が一の場合について話し合う機会にしてもらえたら嬉しく思います。 エンディングノートには、記入者自身のプロフィールや財産に関する情報をはじめ、かかりつけ医や延命治療に関する希望、墓や葬儀の方法を書き込むことができます。また、パソコンなどのIDやパスワード、ペットの託し先など、残された家族も助かる情報をまとめることも可能です。加えて、遺言の方向性を考えたり、生前整理での揉め事を防いだりすることもできると考えました。ノート自体は無料で配布しているのでお金もかかりません。 地域活動に込める想いと「健康寿命」を伸ばす取り組み 弊社は地域に根差す中小企業として、環境・安全・防犯・震災・健康・交流など地域の課題を把握し、解決する取り組みを進めてきました。輸送事業サービスだけをやっていては、住民の方々の悩みを知ることはなかなか難しく、弊社のことも単なる輸送業者としてしか認知していただけないことが多かったです。だからこそ、エンディングノートに興味をもっていただけたように、みなさまの日々の暮らしごとから弊社を知っていただく機会を大切にしてきました。これまでに、健康無料相談や交通安全教室、オオサンショウウオ生息地である蛇ヶ洞川の清掃など、幅広いジャンルで地域活動を行っています。 地域活動のなかでも「健康寿命」に関する活動には積極的です。今回のイベントでも弊社社員の管理栄養士の講演を企画に盛り込みました。「治療より予防」という観点から日々、社員や地域住民の方の健康サポートを担っており、ご参加いただく方々に寄り添った内容をお届けできると考えています。また、毎週水曜日に弊社が経営している「たいやきわらしべ」で開催する「おはなし広場」は、自分に合った食事やぐっすり眠るためのポイントなどといった日々の不安や悩みを話すコミュニティとして育んできました。バランスボールや健康太極拳の講習会なども開催し、地域の方々の「健康寿命」を伸ばすことを目指しています。 地域の皆さんとの関わりがきっかけとなり、社員の想いやサービスを知っていただくことで、困りごとが生まれた時に弊社のことを思い出していただけたら大変嬉しいです。「人々の暮らしに寄り添いたい」という想いの実現を少しずつ進めることによって、社員一人ひとりのモチベーション向上、さらには会社の成長へもつながると考えています。 これからは少子高齢化や人口減少の影響で、ますます地域の課題は深刻化していくことが予想されますが、地域と関わり続け、挑戦できる会社でありたいと思っています。また、今後は実践してきた取り組みを全国にも伝えていきたいと考えています。セミナー依頼があれば、全国どこででもお話させていただきます。弊社の取り組みが参考になれば幸いです。
お知らせ・コラム
CONTACT
- 対応エリア
-
《主な対応地域》愛知県瀬戸市/尾張旭市/長久手市/小牧市/春日井市/日進市/名古屋市守山区/名古屋市名東区/名古屋市千種区
【愛知県尾張東部エリア】名古屋市緑区/名古屋市昭和区/名古屋市中区/名古屋市熱田区/名古屋市瑞穂区/名古屋市中村区/名古屋市北区/名古屋市西区/名古屋市中川区/名古屋市港区/名古屋市南区/名古屋市東区/名古屋市天白区/東郷町/豊明市/犬山市
【愛知県尾張西部エリア】一宮市/津島市/江南市/稲沢市/岩倉市/愛西市/清須市/北名古屋市/弥富市/あま市/豊山町/大口町/扶桑町/大治町/蟹江町/飛島村
【愛知県知多エリア】半田市/常滑市/東海市/大府市/知多市/阿久比町/東浦町/南知多町/美浜町/武豊町
【愛知県三河西部エリア】豊田市/みよし市/岡崎市/碧南市/刈谷市/安城市/西尾市/知立市/高浜市/幸田町
【愛知県三河東部エリア】新城市/設楽町/東栄町/豊根村/豊橋市/豊川市/蒲郡市/田原市
【岐阜県】多治見市/瑞浪市/土岐市/岐阜市/大垣市/羽島市/各務原市/瑞穂市/海津市
【三重県】四日市市/桑名市/亀山市/いなべ市/木曽岬町/東員町/菰野町/朝日町/川越町