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健康寿命を延ばすために
~血管と骨を守る生活習慣~
令和8年8月6日、瀬戸市文化センターで開催された健康講演会には346名が参加し、健康への関心の高さが感じられる一日となりました。

第1部では、山手クリニック院長 垣花将史先生が「血管の老化を防ぐには!~食生活から考える~」、続いて愛知医科大学特任教授 中村幸男先生が「骨若返りの秘訣~意外と知らない食事と運動~」について講演されました。
血管を若く保つ食生活
垣花先生は、「血管を健康に保つことが、健康寿命を延ばす第一歩」と話されました。
特に注目されたのが、血管を拡張させ血流を改善する一酸化窒素(NO:Nitric Oxide)です。一酸化窒素は加齢とともに減少するといわれており、その材料となるアルギニンを含む食品を積極的に摂ることが勧められました。
紹介された主な食品は、
- 皮付きアーモンド
- 卵
- 豆腐
- 牛肉(赤身)
- マグロ
などです。
また、特別な健康法ではなく、バランスの良い食事や適度な運動を毎日続けることが、血管の老化予防につながると説明されました。

骨を守るには「かかと落とし」
中村先生は、「骨が丈夫なら健康寿命は延びる」というメッセージを力強く伝えられました。
先生といえば、多くの方に知られているのが**「かかと落とし運動」**です。
両足で立ち、つま先立ちをしてから、ストンとかかとを床につけるというシンプルな運動ですが、骨に適度な刺激を与え、骨をつくる細胞の働きを促すとされています。
この運動は特別な器具も必要なく、自宅で手軽に続けられることから全国に広まりました。
また、中村先生は長野県で骨折予防の取り組みに携わり、高齢者の骨折数減少にも貢献されたことでも知られています。
講演では、カルシウムやたんぱく質、ビタミンDを意識した食事とともに、日頃から体を動かし骨へ適度な刺激を与えることの重要性が紹介されました。
「ピンピンキラリ®」を目指して
中村先生が提唱されている**「ピンピンキラリ®」(商標登録)**とは、
「元気に長生きし、人生の最後まで自分らしく暮らす」
という願いが込められた言葉です。
健康寿命を延ばすためには、血管と骨の両方を意識した生活習慣が欠かせません。
食生活を見直し、毎日少しでも体を動かすこと。その積み重ねが、将来の介護予防や健康づくりにつながります。
せと84ひろばでも、地域の皆さんが健康について学び、交流しながら実践できる機会を提供し、「ピンピンキラリ®」を目指す地域づくりを応援していきたいと思います。

