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第5回セト84(えいよう)セミナー2026
健康寿命を延ばすために ~血管と骨を守る生活習慣~
令和8年8月6日、瀬戸市文化センターにおいて「第5回セト84(えいよう)セミナー2026」が開催され、346名もの市民の皆様にご参加いただきました。
当日は、ふらっぷ様(株式会社レボ様)より熱中症対策として飲料水をご提供いただき、日本生命保険相互会社様には、うちわの配布や血管測定、ベジチェックの実施など、多大なるご協力をいただきました。また、本セミナーの開催にあたり、イベントの広報や運営支援にご尽力いただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
このセミナーは、第1回開催時は50名定員の小規模な講演会としてスタートしました。しかし、市民の健康への関心の高まりとともに参加者は年々増加し、その都度より大きな会場へと変更しながら、今回で5回目を迎えました。
本セミナーは、瀬戸市・社会福祉法人瀬戸市社会福祉協議会・大橋運輸株式会社による官民連携の取組の一つでもあります。地域住民の健康意識を高めるだけでなく、学んだ知識を日々の生活の中で実践し、「行動変容」につなげることを目的として継続されています。

血管を若く保つための食生活
山手クリニック院長の垣花将史先生は、「血管の老化を防ぐには!~食生活から考える~」をテーマに講演されました。
先生は、血流を改善し血管をしなやかに保つ働きを持つ一酸化窒素(NO)の重要性について紹介され、その生成を助けるアルギニンを含む食品を積極的に取り入れることを勧められました。
代表的な食材として、
- 卵
- 豆腐
- 牛肉(赤身)
- マグロ
などが紹介されました。
健康は特別なサプリメントや食事法ではなく、毎日の食生活の積み重ねによってつくられることを改めて実感する内容でした。

骨を丈夫にして健康寿命を延ばす
続いて、愛知医科大学特任教授の中村幸男先生より、「骨若返りの秘訣~意外と知らない食事と運動~」について講演がありました。
中村先生は、「骨が丈夫なら健康寿命は延びる」という考えのもと、誰でも手軽に実践できる「かかと落とし運動」を紹介されました。
つま先立ちをして、ストンとかかとを床につけるだけの簡単な運動ですが、骨へ適度な刺激を与え、骨密度の維持につながることが期待されています。※(目標1日90回とのことです)
また、中村先生は長野県における骨折予防事業にも携わり、高齢者の骨折数減少に貢献された実績をお持ちです。
さらに先生が提唱されている「ピンピンキラリ®」(商標登録)という言葉には、
「元気に長生きし、人生の最後まで自分らしく暮らす」
という願いが込められています。
健康寿命を延ばすためには、骨を丈夫に保ち、転倒や骨折を防ぐことが重要であり、毎日の食事と運動の積み重ねが将来の介護予防につながることを学びました。

地域全体で健康づくりを考える
講演後には、お二人の先生によるパネルディスカッションが行われ、医療だけではなく、地域全体で健康づくりを支えていくことの重要性が語られました。
大橋運輸株式会社では、官民連携による「せと84ひろば」を拠点として、市民が健康について学び、交流し、地域とつながる機会づくりを進めています。多様な企業・団体との連携を広げながら、それぞれの強みを生かした地域づくりを進めています。
今後も、地域課題の解決と持続可能な地域づくりを目指すローカルゼブラ企業との協働を深め、行政・医療・福祉・企業・地域住民がそれぞれの役割を担う地域包括ケアシステムのモデルケースとなることを目指して取り組んでまいります。
健康づくりは、一人で取り組むものではなく、地域全体で支え合うものです。今回のセミナーで得た知識が、参加された皆さんの日々の行動につながり、「ピンピンキラリ®」な人生を送るきっかけとなることを心より願っております。