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エンディングノートが新しくなりました!
「書いてみよう」が始まる一冊、
あなたの“マイブック”へ
<大橋運輸のオリジナルエンディングノート誕生の背景>
2020年「人生会議の日」(11月30日)に合わせて、大橋運輸ではオリジナルのエンディングノートを制作しました。
この日は、厚生労働省が推進するACP(アドバンス・ケア・プランニング)の啓発活動の一環として、もしものときに備え、自分が望む医療やケアについて、信頼できる人たちと話し合い、共有することの大切さを考える日です。
日々の業務を通じて「終活」や「もしものとき」に関する声に触れる中で、「自分の希望をどう伝えるか」「家族と話すきっかけになれば」という想いが生まれ、この取り組みが形になりました。
初版は、NPO法人エンディングノート普及協会の監修のもと、現場スタッフの意見を反映して仕上げられ、地域住民の方々がご家族と「人生会議」を行うきっかけとなるよう、無料配布やセミナーを通じて広く届けてきました。これまでに配布した冊数は8,000冊を超え、多くの方にご活用いただいています。
<2025年改訂版“マイブック”について>
2020年に制作したオリジナルのエンディングノートは、多くの方にご活用いただきました。
その一方で、配布活動や現場での対話を通じて、「もっと気軽に書ける形にできないか」「高齢者にも見やすく、使いやすくできないか」といった課題を感じるようになりました。
そこで大橋運輸では、これまでの経験をもとに、2025年9月に改訂版となる新しいエンディングノート「マイブック」を制作しました。
今回は現場で日々お客様と接するスタッフをはじめ、社内のさまざまな職種、連携先の皆様の意見を集約し、より実用的で親しみやすい一冊に仕上げました。
「マイブック」は、人生の終わりを考えるだけでなく、“今”を大切にするための記録帳。前向きに、自分らしく生きるための一歩として、誰もが手に取りやすいように生まれ変わりました。
<改定のポイント>
〇書きやすさを重視
「書くきっかけにしてほしい」という想いからページ数を減らし、気軽に取り組める構成にしました。
〇高齢者にもやさしい設計
サイズをB5からA4に変更し、文字も大きく見やすくしました。表紙は青色にすることで、見つけやすくしています。
〇名称を「マイブック」に変更
“エンディングノート”という言葉にネガティブな印象を持つ方も多いため、前向きに取り組めるよう、親しみやすい名称「マイブック」に刷新しました。
〇地域別に2種類を用意し、問い合わせ先も明記
瀬戸市・尾張旭市向けのエリア内版と、それ以外の方向けのエリア外版を制作。エリア内版には連絡先や相談窓口を記載し、託された方にも役立つよう配慮しています。 エリア外版にはメッセージページを多めに配置し、より柔軟な使い方が可能です。
〇健康寿命を延ばすページを追加
エンディングノートを書くことで、これからやりたいことが明確になります。その「やりたいこと」を叶えるためには、現在の健康維持が欠かせません。そこで、管理栄養士監修のもと、健康寿命を延ばすためのコツ(食事・運動・社会との関わり)や、転倒しない家づくりのポイントを新たに追加しました。」
「マイブック」は、瀬戸市・尾張旭市を中心に、地域の社会福祉協議会や地域包括支援センターなどで配布しています。また、講演会やセミナーの会場、そして弊社窓口でもお渡ししています。より多くの方にこのエンディングノートを手に取っていただき、自分らしい生き方やこれからの時間について、前向きに考えるきっかけになれば幸いです。
これからも大橋運輸は、地域の皆さまの暮らしに寄り添い、安心と笑顔を届ける取り組みを続けてまいります。