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高齢化30%超の瀬戸市で考える「自宅で暮らす力」〜健康セミナー開催レポート~
2025年11月4日(火)、地域健康プロジェクトの運動教室終了後に、健康セミナー「自宅で最期まで暮らす7つのポイント」を開催しました。地域の方々約30名が参加され、学びの場として充実したひとときとなりました。
今回のテーマは「なぜ『自宅で暮らす力』が必要なのか」。講師には、株式会社アコフィット 代表取締役 高木理恵様(イキイキFit®️公式サイト)をお迎えし、ご自身の経験を交えながら、自宅で暮らし続けるためのヒントを参加者と共に考える時間となりました。

瀬戸市では、2025年時点で65歳以上の高齢者が30.1%を占めており、全国平均を上回る高齢化が進行しています。介護認定者の増加、介護職員の不足、介護離職、施設費用の高騰など、地域が抱える課題は多岐にわたります。こうした中で注目されているのが「地域包括ケアシステム」です。医療・介護・住まい・生活支援が連携し、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることを支える仕組みであり、今回のセミナーもその実現に向けた一歩です。
高木様は「身体は年齢に関係なく、正しく動かせば必ず変わります。知って、実践して、習慣にすることが何より大切です」と語り、参加者の背中を押す力強いメッセージを届けてくださいました。参加者からは「生活を見直すきっかけになった」との声もあり、自立支援や介護予防への関心の高さを改めて実感しました。
大橋運輸は、地域の健康寿命を延ばす活動を継続しており、2025年10月10日「転倒予防の日」には、社会的価値と経済的持続性を両立する「ローカルゼブラ企業」としての宣言も行いました。また、瀬戸市・瀬戸市社会福祉協議会との三者協定による官民連携のもと、地域包括ケアの推進にも取り組んでいます。来年度からは、月1回のペースで健康セミナーを定期開催する予定です。これからも地域の皆様に寄り添いながら、持続可能な支援活動を続けてまいります。

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