お知らせ
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【官民連携】セト84セミナー2025~人生100年時代~
8月7日(木) セト84(えいよう)セミナー2025を開催しました。
今年で4年目となる、本セミナーは瀬戸蔵のつばきホールにて実施しました。
当日の朝はあいにくの雨模様でしたが、受付開始時には雨も上がり、参加者の皆さまを無事にお迎えすることができました。今年は215名の市民の方々にご参加いただき、今回初めて参加された方も多くいらっしゃいました。
本セミナーは、昨年同様、人生100年時代をテーマに、
瀬戸市、瀬戸市社会福祉協議会(地域福祉パートナーシップ事業所認定制度)、弊社にて共催で実施しました。
【講師:テーマ】
♦山手クリニック院長の垣花将史先生による
「脳梗塞・心筋梗塞にならないためには~高血圧の管理から考える~」の講話
♦弊社の管理栄養士 西谷真理子による
「身体と心の健康を守る食事術」の講話
♦瀬戸市役所の管理栄養士(小池さん・岡田さん・辻さん・林田さん)による
「健康長寿の合言葉!“さあにぎやかにいただく”」の講話

山手クリニック院長 垣花先生

弊社の管理栄養士 西谷真理子

瀬戸市役所の管理栄養士(小池さん・岡田さん・辻さん・林田さん)
また、瀬戸警察署による特殊詐欺についてのお話がありました。セミナー終了後に国際電話の特殊詐欺防止対策の申込みブースを出していただいたところ、多くの方々が足を運び手続きを行う姿が見られ、皆さまの防犯意識の高さがうかがえる結果となりました。

瀬戸警察
セミナー中は、会場の皆様が熱心にうなずきながらメモを取る姿や、一緒に体を動かし実践している姿がとても印象的でした。
瀬戸市の高齢化率は30%を超え、単身高齢者は年々増えており、令和2年から令和7年の5年間に1200世帯も増加しています。また、65歳以上の3.5人に1人がひとり暮らしの状況です。
高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを最期まで続けられるように、地域が包括的な支援・サービスを提供する体制づくりが求められており、その中核を担うのが「地域包括ケアシステム」です。
官民連携による本セミナーの開催は、地域包括ケアシステムの一環として参加者自身が健康づくりに積極的に関わるきっかけづくりになり、地域住民が主体的に健康管理に取り組む機会になっています。また官民連携でセミナーを継続的に行うことで、地域全体で支え合う体制が強化され、持続可能な地域包括ケアの実現に寄与することになると考えます。地域包括ケアシステムの深化、推進の取り組みを通じて、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指していきます。
2030年、2040年にかけて、65歳以上の高齢者人口は急増し、社会保障制度や地域社会に大きな影響を与えることが予測されています。その中で健康寿命の延伸は社会の持続可能性を左右する重要な課題です。弊社大橋運輸は「0084地域健康プロジェクト」として地域運動教室、おはなし広場、健康セミナーを継続して開催することで、地域の健康寿命の延伸に貢献していきます。
今後も地域課題に挑戦し、引き続き皆様の健康寿命を高める取り組みを進めて参ります。