お知らせ
NEWS
新潟県長岡市さとう農場様のお米を注文しました。
『健康経営を支える「食」の取り組み
– 新潟県さとう農場の「農LIFE」–
今年も新潟県長岡市 さとう農場様のお米を注文しました。
弊社では、長年健康経営に取り組んでいます。
中でも、旬の食材を全社員に配布するという、「食」に対する取り組みに力を入れており、
季節の野菜果物・魚・お肉・しいたけなどを社員に食材を提供しています
弊社の食育指導は、社内の管理栄養士が社員に食育指導をするだけでなく、栄養価や効能、
バランスの取れた食べ方について詳しく説明し、
従業員が健康リテラシーを高められるようサポートしています。
社員の健康意識も個々の違いはありますが、
食材を定期的に提供することで食材の栄養素や効果を理解していきます。
また、社員の家族との交流も深まります。
昨年、新潟県長岡市から弊社に講演依頼をいただいたご縁で、
長岡市 さとう農場様をご紹介いただき、
生産農家さんから直接新米を取り寄せ、全社員に配布しました。
お米の高騰はニュースで連日聞きますが、
今年も新米をさとう農場様に注文することができました。
新潟県さとう農場様から届いた新米は、
真っ白でふっくらとつやつやと光るごはんは、新米ならではのごちそうであり、
一粒一粒がもちもちとした食感でした。
生産農家さんから直接いただく新米には、特別な価値があると思います。
単に「美味しい」や「新鮮」というだけではなく、そこには農家の思いや地域性、
信頼関係といった目に見えない価値が含まれていることが、
現代の食において非常に大きな価値があるのだと感じます。
現在、日本では新米の高騰から、備蓄米が市場に流通します。
これが大量に行われると、市場の米の供給量が増えるため、
新米の価格形成に影響を与える可能性があると生産農家さんからの声が上がります。
新米は、肥料や資材の値上がりもあって、
生産には例年以上のコストと手間がかかっており、
国産米の販売価格も安価に抑えることは難しいです。
今回、さとう農場様から、農家の声!!お伺いました。
『肥料の値上がり率はコロナ前に比べて高いもので65%UPです。
今年の秋も既に3%程度の供給価格の値上げが決まったと農業新聞に掲載されてます。
食料の生産に欠かせない肥料、これは今後下がる事はないと言われております。
日本は化成肥料をほぼ輸入に頼っていることも影響します。
中でも、温暖化によって年々従来の地域に適した品種が
育てにくくなっていることも大きいです。
その結果、収穫量は減少しています。
新潟コシヒカリはここ数年日照不足や高温、ゲリラ豪雨による影響がありました。
日本人にとっては手に取りやすく、「あって当たりの米」ではありますが、
世界情勢や温暖化に深く繋がっており、
一時的な価格だけのお話ではない問題だと思っております。
これを機に持続的な日本の農業について考えるきっかけとなれば
良いなと思っております。』
さとう農場様のお話を聞き、
私たち消費者が農業の現実に目を向け、発信することは、
農家の支援や持続可能な食の未来にもつながるのではないかと思いました。
新米の“特別な一杯”を味わうごとに、
生産者さんへの感謝の気持ちも一緒に感じたいと思います。
食卓に並ぶ一杯のごはんの裏には、農家の方達の努力があります。
価格のニュースだけで判断するのではなく、
その背景にある「つくる人」の現実に目を向けることが、
私たち消費者にとっても重要な姿勢になるのではないでしょうか。
弊社はいろいろな食材を社員に提供しますが、
その食材を提供していただく生産農家さんと直接交流することで
生産者さんの現状と食材の品質を学びます。
“食”を大切にすることが、会社を元気にする!
小さな積み重ねが、社員の健康意識を高め、企業全体の生産性や働きがいへと
つながっていくと考えています。
これからも弊社の健康経営理念
「現役時代に良い健康習慣を身につけ定年後も健康に暮らす」
を意識して取り組みをしていきます。