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2026.08.19 生前整理について
お知らせコラム
記事を読む防災につながるお片づけ
9月1日は防災の日 1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災にちなみ、毎年9月1日は防災の日、8月30日から9月5日までの1週間は防災週間とされており、台風も多い時期であることから、地震だけでなく様々な災害について考える機会になっています。 推定10万5000人の死者・行方不明者を出した関東大震災以降も、数々の大きな地震によって、日本各地で多くの方が被害に遭われてきました。 つい先月も熊本で大きな地震が発生し、多くの方が被災されました。 東京消防庁の調査によると、近年発生した地震において怪我をした原因の約30~50%は、家具類の転倒・落下・移動によるものだったそうです。 ※出典:東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」令和2年版 1955年に起きた阪神淡路大震災では、死因の83.8%が家具や建物の下敷きになったことによるものだったとされています(出典:朝日新聞デジタル「1.17再現-阪神・淡路大震災」)。 2011年の東日本大震災においては、死因の90%が津波による溺死とされていますが(出典:内閣府「平成23年版防災白書」)、これは決して家具類の転倒等による被害が少なかったわけではなく、津波によって亡くなった方の中には、家具類の下敷きになって逃げることができなかった方も含まれると推測されます。 また、気象庁の震度階では、次のように言われています。 ・震度5強:棚にある食器類や本が落ちることがある ・震度6弱:固定していない重い家具の多くが移動・転倒する ・震度6強:固定していない重い家具のほとんどが移動・転倒する ・震度7:ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものも出る 家具が転倒・落下・移動することで、その下敷きになるなど直接負傷する原因になるだけでなく、避難経路をふさいだり、つまづいて転んだりする可能性もあります。 このように、大きな地震が家具に及ぼす影響は決して軽視できるものではありません。 家具の震災対策 家具を固定する L字型金具や突っ張り棒、粘着マットなど、最近では様々な家具転倒防止グッズがあり、ホームセンターはもちろん、100円ショップにも多くの対策グッズが販売されています。 賃貸に住んでいて壁に穴をあけられないという場合も、突っ張り棒や粘着マットを使用すれば十分に対策することが可能です。食器棚など扉がある家具は、揺れで扉が開くと中のものが散乱して危険が増します。ストッパーを設置して簡単に開かないようにすると安心です。 レイアウトを工夫する 万が一倒れてしまった際に避難経路をふさがないよう、レイアウトを工夫することでも対策することができます。 特に寝室は、タンスなどの大物家具を置かないことが理想ですが、もし置く場合はベッドや布団とは平行になるように置くと、倒れた際に下敷きになるのを防ぐことができます。 不要な家具は思い切って捨てる 物が多ければ、その分地震の際には揺れによって散乱しやすくなります。今は使っていないな、昔はよかったけれど今の生活では使いづらいな、というものがある場合は、思い切って手放すことも防災につながります。 今年もやります! 瀬戸市限定「防災準備応援キャンペーン」 タンス1点あたり 税込5000円にてお引取いたします。 タンス以外の大物家具も勿論OK! 大橋運輸では、毎年9月に防災キャンペーンとして、特別価格で大物家具の引取をおこなっています。大橋運輸では、引き取った家具は単に処分するだけでなく、まだまだ使える綺麗なものは海外にリユース品として輸出をしています。「もったいないから捨てられない」ではなく、お片づけをすることで「次につなげる」という考え方に変えることができるのが、大橋運輸のお片づけです。 普段はなかなか腰の重いお片づけも、きっかけがあると取り組みやすくなります。お見積りは無料で承っておりますので、ぜひこの機会にご利用ください。 -
2026.08.17 大橋運輸について
コラム
記事を読む人生100年時代 ― 地域とともに創る健康寿命の延伸
人生100年時代に求められるもの 「人生100年時代」という言葉が定着し、日本は世界有数の長寿社会となりました。しかし、長生きすることと、健康で充実した人生を送ることは同じではありません。高齢化が進む中で、医療や介護への不安、地域コミュニティの希薄化、孤立の問題など新たな社会課題も生まれています。 日本の平均寿命と健康寿命 性別 平均寿命(2025年:簡易生命表) 健康寿命(2022年:厚生省公表の最新) 男性 81.35年 72.68年 女性 87.33年 74.88年 平均寿命と健康寿命の差 男性 81.35-72.68=約8.67年(四捨五入で約9年) 女性 87.33-74.88=約12.45年(四捨五入で約12~13年) まとめ(最新の公表値ベース) 男性:不健康期間 約9年 女性:不健康期間 約12~13年 日本は世界でも長寿国ですが、健康寿命との差(不健康期間)が依然として大きいことが課題としています。 健康寿命の正式な定義 「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」 ・介護が必要になっていない ・病気や障害で日常生活が大きく制限されていない ・自分で移動・食事・入浴などができる こうした状態が続く期間をさします。 健康寿命が重要な理由 ・平均寿命との差(不健康期間)が政策課題になる ・医療費、介護費の増加を抑えるための指標 ・地域包括ケアシステムの成果指標 ・企業の健康経営の評価にも使われる ・高齢者の「生活の質(QOL)」を測る指標 瀬戸市は健康寿命の延伸は地域福祉計画・高齢者保健福祉計画の中心テーマになっています。高齢化が進行しており、2025年時点で65歳以上の高齢者が30.1%を占め、全国平均を上回っています。これからの時代に重要なのは、「治療より予防」が健康づくりの基本と考えます。人生100年時代を豊かに生きるためには、健康の維持はもちろん、人とのつながりや生きがいを持ち続けることが欠かせません。その実現には、個人だけでなく地域全体で支え合う仕組みが必要となっています。 健康寿命を支える取り組み 大橋運輸は、この課題に対し、官民連携による「せと84ひろば」を今年7月に開設し、地域住民の健康づくりと交流の場を提供しています。せと84ひろばは、地域の方が気軽に集まり、学び、交流し相談できる場所です。現在は公立陶生病院をはじめとする医療機関、企業、地域ボランティア、市民の皆さまと連携し、セミナーやイベントを開催しています。 また、大橋運輸は地域課題の解決と持続可能な未来づくりを目指す「ローカルゼブラ企業」として、利益だけを追求するのではなく、社会的価値の創出と地域活性化を両立させる取り組みを通じて、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献しています。 2016年「地域健康プロジェクト」を立ち上げ、医療・介護・予防・生活支援を地域全体で支える「地域包括ケアシステム」の実現を目指す取り組みです。2023年には瀬戸市および瀬戸市社会福祉協議会と三者協定を締結しました。 具体的な活動として、バランスボール、ヨガ、太極拳などの運動教室、管理栄養士による健康セミナーの開催、地域コミュニティの活性化支援などを行っています。運動教室では健康維持と交流の機会を提供し、セミナーでは健康管理や人生設計について学ぶ場を設けています。また、シニア世代の生きがい・やりがいに繋がっています。 地域の未来を支える企業へ 人生100年時代において本当に大切なのは、単に長く生きることではなく、住み慣れた地域で健康に、自分らしく暮らし続けることではないでしょうか。その実現には、行政や医療・福祉関係者だけでなく、企業や地域住民が力を合わせ、支え合う仕組みづくりが欠かせません。 大橋運輸は、地域の皆さまがいきいきと暮らせる環境づくりを目指し、健康づくりや交流の機会の創出、地域コミュニティの活性化に取り組んでいます。人生100年時代だからこそ、「治療より予防」の視点を大切にしながら、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現を目指していきます。 -
2026.08.04
コラム
記事を読む遺品整理の現場に、笑顔がある理由
「遺品整理」と聞くと、皆さんはどのような仕事を思い浮かべるでしょうか。 静かな現場、重たい空気、黙々と荷物を運び出す仕事。 そんなイメージを持たれる方も少なくないと思います。 確かに、遺品整理は故人が生涯大切にされてきた品々を扱う仕事です。ご遺族にとっても人生の大きな節目であり、 一つひとつの物に思い出が詰まっています。だからこそ、私たちは丁寧さと敬意を何よりも大切にしています。 しかし、大橋運輸の現場にはもう一つ、大切にしているものがあります。 それは「笑顔」と「チームワーク」です。 新入社員が初めて見た、大橋運輸の現場 先日、新入社員のNさんとともに、ある高齢者施設へ遺品整理に伺いました。 現場をまとめたのは、入社4年目のリーダー。 まだ若手ですが、現場全体をよく見渡し、スタッフ一人ひとりへ自然に声を掛けながら作業を進めていきます。 「こちらお願いします。」 「ありがとう、助かります。」 「次はこちらをやりましょう。」 決して大きな声で指示を出すわけではありません。 一人ひとりの動きを見ながら、必要なタイミングで声を掛ける。その積み重ねが現場全体の流れをつくっていました。 今回のメンバーは、日本人スタッフだけではありません。 フィリピン出身のスタッフをはじめ、多様な国籍の仲間が一緒に働いています。 言葉や文化の違いはあっても、お互いを思いやる気持ちは同じです。 荷造り、搬出、仕分け。 誰かが困っていれば自然に手を差し伸べ、重い家具は声を掛け合って運ぶ。 気付けば作業は驚くほどスムーズに進んでいました。 真剣だからこそ、笑顔を忘れない 遺品整理は、決して軽い仕事ではありません。 だからこそ、私たちは現場の空気づくりも大切にしています。 この日も、フィリピン出身スタッフがユーモアたっぷりのジョークでみんなを笑わせてくれました。 自然と笑顔が生まれ、張り詰めた空気が少し和らぎます。 もちろん、ご遺族や施設の皆さまへの配慮を忘れることはありません。 真剣に仕事へ向き合うことと、仲間同士が笑顔で働くことは決して矛盾しません。 むしろ、お互いに声を掛け合い、安心して働ける雰囲気があるからこそ、安全で丁寧な仕事につながっているのだと思います。 福祉の経験があるから見えたもの Nさんは以前、福祉の現場で働いていました。 その経験があったからこそ、私たちとは少し違う視点で遺品整理の現場を見ていました。 片付けを進める中で目にした介護の記録。 机の引き出しから出てきた歌詞カード。 大切にしまわれていた編み物の針と糸。 Nさんは静かにこう話してくれました。 「歌がお好きだったんでしょうね。」 「編み物も続けられていたんですね。」 「最期まで、ご自分らしい暮らしを大切にされていたことが伝わってきます。」 その言葉を聞いて、私も改めて考えさせられました。 私たちが運んでいるのは、家具や荷物だけではありません。 その一つひとつには、その方が歩んできた人生があります。 好きだったこと。 大切にしてきた趣味。 家族との思い出。 暮らしの積み重ね。 遺品整理とは、それらに敬意を払いながら、ご遺族の新しい一歩を支える仕事なのだと改めて感じました。 「またお願いします」の一言 作業が終わると、家具を動かすために貼った養生テープを丁寧にはがし、最後は掃除機をかけます。 荷物を運び終えたら終わりではありません。 床に傷はないか。 ゴミは残っていないか。 忘れ物はないか。 最後まで確認し、「来た時よりもきれいに」を心掛けています。 その様子をご覧になっていた施設職員の方から、 「いつもありがとうございます。またお願いしますね。」 という温かいお言葉をいただきました。 本当にありがたい瞬間です。 技術だけでは、この言葉はいただけません。 日頃の積み重ねや、相手を思いやる姿勢を評価していただけたのだと思います。 さらに、廊下ですれ違った入居者の方からも、 「ご苦労さま。」 と優しく声を掛けていただきました。 その何気ない一言が、現場で働く私たちにとって大きな励みになります。 遺品整理は、人に寄り添う仕事 遺品整理は「物を片付ける仕事」だと思われることがあります。 もちろん、それも仕事の一部です。 しかし、本当に向き合っているのは「人」です。 故人が歩んできた人生。 ご遺族の想い。 施設で暮らす方々の生活。 そして、一緒に働く仲間。 だからこそ、大橋運輸では技術だけではなく、人との関わり方も大切にしています。 笑顔で声を掛け合うこと。 仲間を思いやること。 最後まで丁寧に仕上げること。 その積み重ねが、「またお願いしたい」と言っていただける仕事につながっているのだと思います。 これからも私たちは、一つひとつの現場に真摯に向き合いながら、故人への敬意と、ご遺族への思いやりを忘れずに仕事を続けていきます。 そして、笑顔とチームワークを大切にする大橋運輸らしい遺品整理を、これからも積み重ねていきたいと思います。
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